オペラは総合芸術といわれ、音楽(歌と管弦楽)と舞台芸術(演技など劇的要素と衣裳・舞台装置)の総合である。娯楽のデパートである。歌舞伎以上の面白さがある。CDで聞くよりDVDで見るべきものであるというものの、DVDやレーザデスクのソフトの蓄積が少なくかつ高価であることからあまり普及しているとは言い難い。というわけでCDで収集した私の聴いたオペラCDのリストを作った。私が買って聞いた曲は約80曲でCD枚数にして200枚くらいである。たいした量ではありませんが、リストを[PDF]にしたので開いて拡大してご笑覧ください。
基本的にはドイツ系のオペラとしてモーツアルト、ワーグナー、R.シュトラウスの3人、イタリア系オペラとしてロッシーニ、ベルディ、プッチーニの3人を中心に聞いたわけである。イタリアオペラの創始期のモンテベルディやロッシーニと同時代のドニゼッティ、ベッリーニについては省略した。またフランス、ロシア、アメリカのオペラについても省略した。次の表にこの6人のオペラ作家の全作品を時系列にリストした。右欄に記した○印は私が聞いたオペラCDです。モーツアルト、ワーグナー、ヴェルディ、プッチーニーについてはほとんどを聴いたといってもよいだろう。それにしてもロッシーニの多作ぶりはどうだ。オペラの内容については今後も調べて言及してゆきたいが、今日のところはまずリストだけをアップする。
作曲者 | 作品(製作年代) | CD所有 | 作曲者 | 作品(製作年代) | CD所有 | フォルフギャング・アマデウス・ モーツアルト (1756-1791) |
アポロとヒアキントス(1767) パスチアンとパスティエンヌ(1768) 見てくれの馬鹿娘(1768) ポントの王ミトリダーテ(1770) アルバのアスカニオ(1771) ルーチョ・シルラ(1772) スピキオの夢(1772) 羊飼いの王様(1775) 偽の女庭師(1775) ツァイーデ(1780) イドメネオ(1781) 後宮からの誘拐(1782) カイロの鵞鳥(1783) 騙された花婿(1783) 劇場支配人(1786) フィガロの結婚(1786) ドン・ジョヴァンニ(1787) コシ・ファン・トゥッテ(1790) 皇帝ティトゥスの慈悲(1791) 魔笛(1791) |
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ジオアキーノ・ ロッシーニ (1797-1848) |
デメートリオとポリービオ(1809前) 結婚手形(1810) ひどい誤解(1811) 幸せな錯覚(1812) バビロニアのキュロス(1812) 絹のはしご(1812) 試金石(1812) なりゆき泥棒(1812) ブルスキーノ氏(1813) タンクレーディー(1813) アルジェのイタリア人(1813) パルミラのアウレリアーノ(1813) イタリアのトルコ人(1814) シジスモンド(1814) イギリスの女王エリザベス(1815) トルヴァルドとドルリスカ(1815) セビリアの理髪師(1816) 新聞(1816) オテロ(1816) シンデレラ(1817) 泥棒かささぎ(1817) アルミーダ(1817) エジプトのモーゼ(1818) リッチャルドとゾライーデ(1818) エルミオーネ(1819) 湖上の美人(1819) マホメット2世(1820) ゼルミーラ(1822) ボロゴーニアのアデラィーデ(1817) アディーナ(1826) エドヴァルドとクリスティーナ(1819) ピアンカとファッリエーロ(1819) マテルデ・ディ・シャプラン(1821) ランスへの旅(1825) コリントの包囲(1826) モーゼとファラオ(1827) オリー伯爵(1828) ウイリアム・テル(1829) |
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リヒャルト・ ワーグナー (1813-1883) |
妖精(1834) リエンツィ(1838) さまよえるオランダ人(1839) タンホイザー(1845) ローエングリーン(1848) ニーベルングの指輪(1851) トリスタンとイゾルデ(1859) ニュルンベルグのマイスタージンガー(1861) パルシファル(1882) |
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ジュゼッペ・ ベルディ (1813-1901) |
サン・ボニファーチョ伯爵オベルト(1839) 1日だけの王様(1840) ナブッコ(1842) 第1回十字軍のロンバルディア人(1843) エルニーナ(1844) 2人のフォスカリ(1844) ジョバンナ・ダルコ(1845) アルツィラ(1845) アッテラ(1846) マクベス(1847) 群盗(1847) イエルサレム(1847) レニャーノの戦い(1848) ルイザ・ミラー(1849) スティッフェーリオ(1850) リゴレット(1851) トロバトーレ(1853) 椿姫(1853) シチリアの晩鐘(1855) シモン・ボッカネグラ(1857) 仮面舞踏会(1859) 運命の力(1862) ドン・カルロ(1867) アイーダ(1871) オテロ(1887) ファルスタッフ(1893) |
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リヒャルト・ シュトラウス (1864-1949) |
グントラム(1894) 火の消えた町(1901) サロメ(1905) エレクトラ(1909) バラの騎士(1911) ナクソス島のアリアドネ(1912) 影のない女(1919) エジプトのヘレナ(1928) アラベッラ(1933) インテルメツォ(1924) 無口な女(1929) 平和の日(1938) ダフネ(1938) ダナエの愛(1940) カプリッチョ(1942) |
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ジャコモ・ プッチーニ (1858-1924) |
妖精ヴィッリ(1884) エドガール(1889) マノン・レスコー(1993) ポエーム(1896) トスカ(1900) 蝶々夫人(1904) 西部の娘(1910) つばめ(1917) 3部作:外套 修道女アンジェリカ ジャンニスキッキ(1911) ツーランドット(1926) |
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